ゼロから始めるダブルバトル

ダブルバトルに関して、厳選育成から解説していくブログにします。日本一決定戦本戦38位

【PJCS2023準優勝】パオミミ四天王ビート【PJCS2023対戦レポート付き】

 

 

 お久しぶりです、はっくす(@otomati4912)です。今回は予選第一回第二回第三回全てでボーダー超えを達成、本戦の追加開催を突破、PJCS2023では準優勝に輝いた構築を紹介していきたいと思います。

 基本的には構築経緯でちょっとおふざけを挟んでその後は真面目に書くつもりなので

真面目に読みたい人は構築経緯を飛ばしてください。

 また、めちゃくちゃに長いため手短に読みたい人は1.本戦一回目までの軌跡2.PJCS2023に向けて構築が完成するまで3.PJCS2023対戦レポートの3つに分けて好きなやつを読んでください。特に個体解説が長いので気をつけてください。

 

たのしい構築経緯(本戦二回目まで)

 

「ダイスケ、あれを見てみろ!」

 

宮川「えええええええ!!??」

フート on Twitter: "つばマリ民「ダイスケ!あれを見てみろ!」 百合オタク宮川大輔「えーーーーー!!!」 「こんなんアカンて !!もう結婚してるって!!!おいしすぎるやん!!!」 _人人人人人人人人人人人人人人人_ > うまい!(青空レストラン) <   ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ...

 

ナレーション「大輔の平穏なレギュC生活を脅かす種族値バケモン達!」

「これもしかしなくても珠ウドハン採用で全部倒せるじゃないですか!!」

 

「そうさダイスケ!……えっ?」

 

全知ダイスケ「……ん?」

 

 ただダイスケの脳内ダメ計には災い補正がかかってしまっていたため、の隣にを置いて構築の軸とすることが決まりました。この二体は氷、格闘、フェアリー、悪、打点を兼ね備えており、更に二種の行動保証盛り先制技持ちアタッカーであるため殆どの構築を殴り潰せてしまいます。

 ただここで再度レギュCTierSのポケモンを振り返ってみましょう。


 ダイスケの認知機能に無理矢理フィルターかけてぼかしも入れてみたけどこいつだけはどうあがいても誤魔化せません。そのためこいつをボッコボコにする裏選出を決める必要があります。というかもう絶対選出してほしくないし尻尾巻いて逃げ出すくらいゴリッゴリに対策したるわ!!!!

 

 おいどうだ!!!!これで出てこれないだろ!!!なあ!!

 

 おいこらなんで!!!まだ!!!!!きついんだよ!!!!!

 あと偶々追加したやつが皆に弱いせいで5体全員にも弱い大問題が発生しました。この2つの問題を解決するべくげべぼさんに助けを求めた所チョッキ地面テラスタルがクソ強いという情報をもらいました。最初はタイプ被りすぎじゃね?と思っていましたが回してみると
・熱交換+地震ウインディに圧力をかけ続けてえらい

・イルカマンにタイマンで勝てる
の並びが激増していたをカモり散らかせる

という大きな利点がありそのままこの6体で予選全部、本戦一回目まで走り抜けることになります。

 

 

個体解説(本戦1回目まで)

予選1回目、2回目などの表記は抜けたときの技を記載するようにしています。本戦一回目だけ抜けてないので注意です!

 

パオジアン(ゴースト)@タスキ 災いの剣

アイススピナー/聖なる剣/不意打ち/守る

H4 AS252 意地っ張り

 軸の片割れ。こいつの調整は恐らく意地っ張りか陽気かくらいしかない気がする。意地っ張りにするメリットとしては

・へイラッシャへの聖剣ダメージが大事

・フェアリーテラスタルを切ったハバカミをパオミミの不意打ち影打ちで落とせる可能性が上がる(こればっかりは振り方次第)

・H無振りツツミをパオミミの不意打ち影打ちで落とせる可能性が出てくる(凡そ6割5分)
・陽気アイススピナー耐えハバカミを高乱数で落とせる

H252マルスカイリューをアイススピナーで確定一発
 正直な所陽気じゃないせいで負けた試合が記憶になく、兎に角倒せるラインを広げた方がパワーが高いため意地っ張りで採用。
 テラスタルは猫、格闘、神速対策でゴーストテラス

ミミッキュ(くさ)@珠 化けの皮
じゃれつく/影打ち/呪い(予選1,2,3回目)/トリックルーム(予選1,2,3回目、本戦一回目)/ウッドハンマー(本戦一回目)
H36 A252 B4 D4 S212 意地っ張り
・HD 化けの皮ダメ最小(8n-1) 化けの皮ダメ+珠ダメ1回+控えめイーユイのダブルダメ熱風耐え

・S 実数値143 準速のコノヨ、セグ、サーフゴーを特に意識 S138以上のためS-1ハバカミを抜ける
・A 災いの剣込み
  ぶっぱにすることでH252 B4へイラッシャを草テラウドハンで確1。パオの聖剣と合わせれば草テラスを合わせなくとも高乱数一発
  H4テツノカイナをじゃれつくで高乱数一発
  H4イーユイをじゃれつくで高乱数一発

  災いの剣なし

  H4ハバカミを影打ちで高乱数一発
 

 本構築最高のエースアタッカー。ミミッキュの優秀さは多岐に渡るが一番はタイプである。ポケモン徹底攻略の詳細検索で高種族値順に並べると分かるが合計種族値530あたりまでは殆どのポケモンがフェアリーかゴーストで弱点がつける。物理で火力が低いかわりに一回絶対攻撃を耐える+先制技を持っているハバタクカミと考えるといい。

 技は当初ウドハン/守るしかないと思っていたがげべぼさんが予選一回目を呪い/トリックルームで抜けていて考えを改めた。トリックルームは追い風対策でしか使わない。それに比べて呪いはかなり多岐に渡る使い方があり

・鉄壁キョジオーンや宿木チオンなどの物理耐久モンスターへのカウンター
・合体へイラッシャにぶっ放す
・守る貫通を活かして守る読みで通す
・自主退場であくびループから脱出

・やばいテラスタルで攻め筋が消えたときにゴリ押す
・壁構築の対策(これは対ゆずさんの感想レポートでも追記します)

 じゃれつくの命中に相当左右されるポケモンで、当てまくった予選2回目、予選3回目、本戦2回目、PJCS2023決勝では大活躍だったが外しまくった予選1回目、本戦一回目は散々だった。本当にチームの勝敗を左右させるエースだった。

 テラスタルは・ウドハンの火力をへイラッシャまで届かせる・ハバカミバレルのバレルを無視してハバカミを倒せる・イダキバの地面技を耐えれる という観点からくさタイプで使用。 

テツノツツミ(みず)@ブーストエナジー(S上昇)

CS252 D4 臆病
ハイドロポンプ/フリーズドライ/凍える風/守る

 構築唯一の特殊アタッカー。決勝ではバッチリハイドロポンプを外しやがった。ただ決勝以外ではそこそこ当ててたし、この構築はツツミのハイドロポンプなしでは戦えない相手が幾つかいるため文句はない。裏から出てくるハバカミに凍える風を入れて横のアタッカーを通す、フリドラで合体寿司を倒す、追い風イダキバの上からぶん殴るなど他のポケモンでできない仕事が沢山あり、それらをきっちりとこなしてくれた。このルールはまともな特殊アタッカーがハバカミ、イーユイ、ツツミ、サーフゴーしかいないのでツツミを採用できただけでもありがたい。

 ラスタルはサーフゴー、イーユイ、格闘打点に耐性を獲得しながら火力を大きく伸ばせる水テラス。詰んでる盤面を100回くらいひっくり返した。100回くらい外したけど。ゴーストテラス氷テラスも試したが負け試合をひっくり返すパワーを感じなかった。

 

セグレイブ(じめん)@突撃チョッキ
AS252 H4 意地っ張り
地震/巨剣突撃/氷柱落とし/氷の礫

・S 実数値138さえあればよかったので火力を上げるために準速で抑えた。

 

 構築全体できつい炎技を殆ど耐えて熱交換+地震でぶっ壊す巨大兵器。基本的にはツツミとセットで初手or裏から捲くりで選出する。ツツミもパオも物理耐久が高いので地震で巻き込みまくっていた。

 大量のハバユイ、ツツミユイを破壊した。くっそヤンキーな巨剣突撃もいっぱい通した。そしてじゃれつく以上に氷柱落としを外した。

 テラスタルじめん。攻撃に特化したテラスタルと思いきや弱点は一つも被っていないためかなり感触が良かった。

 

コノヨザル(みず)@オボンのみ
H188 A252 B4 D4 S60 

ドレインパンチ/憤怒の拳/守る/挑発(予選一回目、本戦一回目)/ビルドアップ(予選2,3回目)
・S 準速ペリッパー抜き
・A ぶっぱすると威力250憤怒の拳のダメージがいい感じになりH252 B124振り呑気バレルまで確定一発になる。H4テツノカイナも高乱数一発である。
・HBD 余り

 構築全体で厳しいポケモン(ウインディ、アマガ、ニンフ、壁構築)を無理矢理ぶっ飛ばすために採用。予選1,2回目はイッカコノヨで勝ちを量産しまくっていたが3回目からはイッカコノヨへの初見殺しが厳しくなりすぎて逆に負け筋になっていた。

 挑発はハバカミバレルに対して叩き+挑発で合わせる用。決まったら試合が大体終わる。ビルドアップはディンルーが増えた二回目でかなり刺さっていた。

 テラスタルみず。ほのお、はがねも試したが・雨寿司に強い・ディンルーに弱点を突かれないという点をかなり評価していた。

 

イッカネズミ(ゴースト)@ぼうじんゴーグル

H252 B100 D156 おだやか

袋叩き/フェイント/この指/挑発
・HB 陽気パオの聖剣耐え、意地Aぶっぱコノヨのドレパン耐え
・HD フェアリーテラス珠控えめハバカミのムンフォ耐え

 コノヨと合わせて選出する。トリックルームや鉄壁キョジなどを挑発で潰せるのが最大の強み。フェイントはげべぼさん発案で、さっきdiscordで映っていたハバカミイルカ初手に対してカウンターを取ることができる。味方フェイントを打つことでジェッパ+ムンフォで倒される前に憤怒の拳の威力を上げることができハバカミを倒せる。

 テラスタル猫騙しと格闘対策のゴースト。まぁまぁ切った。

 

構築経緯(本戦二回目からPJCS2023まで)

 

 本戦一回目でボコッボコに負けてしまったため構築を流石に変える必要が出てきました。まずそもそもパオミミを捨てるかそのまま続行するかで悩んでいた所、予選3回目で天啓のような構築に当たっていたことを思い出しました。

 

Wash Rotom

 後でリンヤさんが使っていた構築だったことがわかったんですが、自分で回しているときあまりにも勝てすぎたのでの3体は確実に強いことがわかりました。または役割が似ていたことから上記の4体は固定して、残り二体を探しに行く旅に出ます。

↑二ヶ月前から気づいている慧眼の男、ゴッドクロノ

 

欲しい要素としては

1.ハバカミイルカウインバレルに強い

2.ギャラバレルカイナに強い

3.追い風に強く出れる

4.アーマーガア、ドータクンに打点が持てる

5.壁構築に強く出れる

 まず1.2を満たすポケモンとしてAS防塵ゴーグルダストシュートの採用から決めました。ハバタクカミの水テラと耐久振りが増えており、ツツミの凍える風と合わせて1ターンで処理するにはこのポケモンしかいませんでした。

 次に3,4,5を満たすポケモンですが……うーん、いない……。兎に角追い風下のハバカミを倒せれば……あとついでに追い風+イダイナキバにも裏目らないようにしたい……探してみるか……。

<コニチワ……

なんか威嚇で物理火力出せたら強そうなんだけどなぁ……。

<コンニチワ……

しかもそいつが炎タイプだったらタクンとアマガにも勝てそうじゃね……?

<ナカヨクシマセンカ……

しかも俺そんなポケモンにくっそ苦しめられてなかったか?
Normal Sprite🤝 

わ、和解だーーーーー!!!!!!!

 

というわけで6体が完成しました。不思議なことにさっき挙げた条件の5番目(壁構築)はどっかに消し飛びました。フシギダネ。

タイプが氷、ゴースト、格闘、ドラゴンと初代四天王のタイプが揃っており、更にウインディがグリーンの手持ちということで構築名をパオミミ四天王ビートとした。




個体解説(PJCS完成版)

パオ、ツツミ、セグは中身が完全に同じなのでここではコピペしています。

 

パオジアン(ゴースト)@タスキ 災いの剣

アイススピナー/聖なる剣/不意打ち/守る

H4 AS252 意地っ張り

 軸の片割れ。こいつの調整は恐らく意地っ張りか陽気かくらいしかない気がする。

 意地っ張りにするメリットとしては

・へイラッシャへの聖剣ダメージが大事

・フェアリーテラスタルを切ったハバカミをパオミミの不意打ち影打ちで落とせる可能性が上がる(こればっかりは振り方次第)

・H無振りツツミをパオミミの不意打ち影打ちで落とせる可能性が出てくる(凡そ6割5分)
・陽気アイススピナー耐えハバカミを高乱数で落とせる

H252マルスカイリューをアイススピナーで確定一発
 正直な所陽気じゃないせいで負けた試合が記憶になく、兎に角倒せるラインを広げた方がパワーが高いため意地っ張りで採用。
 テラスタルは猫、格闘、神速対策でゴーストテラス

 

テツノツツミ(みず)@ブーストエナジー(S上昇)

CS252 D4 臆病
ハイドロポンプ/フリーズドライ/凍える風/守る

 構築唯一の特殊アタッカー。決勝ではバッチリハイドロポンプを外しやがった。ただ決勝以外ではそこそこ当ててたし、この構築はツツミのハイドロポンプなしでは戦えない相手が幾つかいるため文句はない。裏から出てくるハバカミに凍える風を入れて横のアタッカーを通す、フリドラで合体寿司を倒す、追い風イダキバの上からぶん殴るなど他のポケモンでできない仕事が沢山あり、それらをきっちりとこなしてくれた。このルールはまともな特殊アタッカーがハバカミ、イーユイ、ツツミ、サーフゴーしかいないのでツツミを採用できただけでもありがたい。

 ラスタルはサーフゴー、イーユイ、格闘打点に耐性を獲得しながら火力を大きく伸ばせる水テラス。詰んでる盤面を100回くらいひっくり返した。100回くらい外したけど。ゴーストテラス氷テラスも試したが負け試合をひっくり返すパワーを感じなかった。

 

セグレイブ(じめん)@突撃チョッキ
AS252 H4 意地っ張り
地震/巨剣突撃/氷柱落とし/氷の礫

・S 実数値138さえあればよかったので火力を上げるために準速で抑えた。

 

 構築全体できつい炎技を殆ど耐えて熱交換+地震でぶっ壊す巨大兵器。基本的にはツツミとセットで初手or裏から捲くりで選出する。ツツミもパオも物理耐久が高いので地震で巻き込みまくっていた。

 大量のハバユイ、ツツミユイを破壊した。くっそヤンキーな巨剣突撃もいっぱい通した。そしてじゃれつく以上に氷柱落としを外した。

 テラスタルじめん。攻撃に特化したテラスタルと思いきや弱点は一つも被っていないためかなり感触が良かった。


ここから中身が変わったポケモン達!!!

ミミッキュは技だけ違くて、ちょっとだけ文章変えただけです。

ミミッキュ(くさ)@珠 化けの皮
じゃれつく/影打ち/呪い/ウッドハンマー
H36 A252 B4 D4 S212 意地っ張り
・HD 化けの皮ダメ最小(8n-1) 化けの皮ダメ+珠ダメ1回+控えめイーユイのダブルダメ熱風耐え

・S 実数値143 準速のコノヨ、セグ、サーフゴーを特に意識 S138以上のためS-1ハバカミを抜ける
・A 災いの剣込み
  ぶっぱにすることでH252 B4へイラッシャを草テラウドハンで確1。パオの聖剣と合わせれば草テラスを合わせなくとも高乱数一発
  H4テツノカイナをじゃれつくで高乱数一発
  H4イーユイをじゃれつくで高乱数一発

  災いの剣なし

  H4ハバカミを影打ちで高乱数一発
 

 本構築最高のエースアタッカー。ミミッキュの優秀さは多岐に渡るが一番はタイプである。ポケモン徹底攻略の詳細検索で高種族値順に並べると分かるが合計種族値530あたりまでは殆どのポケモンがフェアリーかゴーストで弱点がつける。物理で火力が低いかわりに一回絶対攻撃を耐える+先制技を持っているハバタクカミと考えるといい。

 追い風対策をウインディに任せたためついにトリックルームから開放された。毒寿司ディンラッシャにぶっ刺さるウッドハンマーは勿論標準装備。更に攻撃性能を高めるために呪いを採用。呪いはかなり多岐に渡る使い方があり

・鉄壁キョジオーンや宿木チオンなどの物理耐久モンスターへのカウンター
・合体へイラッシャにぶっ放す
・守る貫通を活かして守る読みで通す
・自主退場であくびループから脱出

・やばいテラスタルで攻め筋が消えたときにゴリ押す
・壁構築の対策(これは対ゆずさんの感想レポートでも追記します)

 じゃれつくの命中に相当左右されるポケモンで、当てまくった予選2回目、予選3回目、本戦2回目、PJCS2023決勝では大活躍だったが外しまくった予選1回目、本戦一回目は散々だった。本当にチームの勝敗を左右させるエースだった。

 テラスタルは・ウドハンの火力をへイラッシャまで届かせる・ハバカミバレルのバレルを無視してハバカミを倒せる・イダキバの地面技を耐えれる という観点からくさタイプで使用。 

 

ウインディ(ノーマル)@オボン
H196 A252 B4 D4 S52 意地っ張り
フレアドライブ/神速/守る/インファイト(本戦二回目)/ワイルドボルト(PJCS2023)
・S 兎に角ギャラを抜きたかったのでイルカマン+2まで振った
・HA なるだけ大きく!!!!カタストロフィでオボン発動してほしかったので2n

 

 役割は対追い風、ドータクン、アーマーガア、ギャラカイナバレルハバカミ。特にギャラカイナバレルハバカミはギャラをワイボで飛ばしたら残りにガン有利を取れる。ワイルドボルトを思いついた当日練習相手のじぇむさんとキャッキャッと小躍りしながらパーティ登録した。

 PJCS2023決勝では出した試合ほぼ全てで縦横無尽の大活躍だった。誰よりもウインディに苦しんだからこそウインディの強さがわかっている。種族値が高えんだこいつは!!

 テラスタルノーマル。殆ど切らなかったので変えるか迷ったが候補も他にないのでそのままだった。今思うとテラスタル炎で全部ぶっ飛ばせばよかったかも。

 

コノヨザル(どく)@ぼうじんゴーグル
H4 AS252 意地っ張り

インファイト/憤怒の拳/守る/ダストシュート

・S 例によって138さえ超えればよかったので他のポケモンと被らないように準速。

 

 役割はハバカミバレルウインディンルー系統。威嚇に強いミミッキュのような役回りだった。ただミミッキュほどの器用さはないのでかなり選出できる相手が限られる。決勝のday1では一回も選出しなかった。この見た目なのにテツノカイナに不利を取るポケモンなので出しにくかった。

 テラスタルはフェアリー弱点を消しつつダストシュートの火力を上げるどくテラス。あらゆるハバタクカミを落としに行ける。


選出

 

基本選出1

初手

 本構築の最大出力選出。相手に威嚇がいなければ大体どうにかなる。威嚇がいてもどうにかなるがやめた方がいい。相手にへイラッシャがいる場合この選出で初手ウッドハンマーをぶちかましぱっぱと試合を決める。

 


基本選出2

初手

 ただ入れ替えただけ。威嚇がいる場合はこの選出で有利が取れる。セグレの弱点であるドラゴン、格闘に対してミミッキュが無効を取れるため良くない対面ではセグレを温存することができる。

対アロー追い風
初手

 クリチャイダイナキバ以外にはこれで有利が取れる。ハバカミを兎に角どけてしまえばツツミ劇場の出来上がり。


対ハバカミイルカウインバレル
初手

 初手ツツミコノヨでもいいが、ツツミはウインバレルイルカを一体で破壊できるポテンシャルがあるため温存した方が勝率が高くなる。兎に角コノヨの毒テラスを使ってハバカミを命に変えても殺す。インファを打ってしまうとイルカマンのジェットパンチで縛られるようになるため注意

対バレルカイナギャラハバカミ
初手

 ウインディが兎に角ぶっ刺さっているためバレルギャラハバカミを処理してもらう。残ったカイナを皆でゆっくり調理する。どんなテラスを切られてもいいようにウインディ以外は高火力で詰め込んでいるがギャラにワイボが通せないとやばいことになる。しかも災いの剣がないとワンパンできないため注意。

 

苦しいポケモン

物理特化なので突破がかなりきつくなる

ウインディ以外打点がないように見えてウインディもミラーアーマーで火力下がるのでやばい

物理特化のアグロ構築なのでリフレクターがやばい。壁ターンも全然凌げない。

 

目次2(長いので中間ワープ用)

 

 

PJCS2023レポート

お待たせしました。本題です。

Day1 グループB 5-0 

一戦目 Candyさん VSバレルカイナギャラハバカミ

初手


 見せていないウインディワイルドボルトを初めて読まれた。パオジアンも麻痺で痺れてかなり苦しい展開だったが最後ハバカミの守るを読んで攻撃したお陰で勝ち。

 day1で一番危なかった。

 

二戦目 かなでさん VSラッシャハバカミイーユイバレル

初手


 一手目でハバカミがトリルしてきたためおったまげたがこっちのミミッキュが草テラ切ってへイラッシャをワンパンしていたのであっちのほうがおったまげていたと思う。

 裏のイーユイがHB特化、バレルが珠を持ったアタッカーで横転しかけていたが偶々草テラミミッキュが尋常じゃない刺さり方をしていたため勝てた。怖すぎた。

 

三戦目 しんしんさん VSアローハバカミツツミガブリアス

初手

 お互い世界大会day1が決まっていたのでかなりお話させてもらっていた。めっちゃコミュ力高い方でルーザーズの試合時間を楽しく過ごせた。そこから一転、試合時間のカウントが始まった瞬間お互い急に無言になり試合準備をしていたのが漫画みたいで良かった。

 試合内容は準備していた初手でアローに巨剣、ハバカミにフレドラが決まり1ターン目で稼いだ爆アドをそのままキープして勝ち。しんしんさんの裏選出は雪だったため初手がどっちかで殆ど試合が決まったと思う。

 

四戦目 カゲロウさん VSカイリューフロル寿司コンビ 配信卓!!

初手

 対毒寿司はこの選出でほぼ勝ってたので余裕だと思っていたらカゲロウさんの初手はカイリューフロル。こちらからはフロルが触れないのでテラス警戒でカイリューに集中したらノーマルテラスで耐えられて天を仰いでしまった。

 次ターンが勝負のターン。カイリューは裏にも刺さっているため残したいだろうと考えて交代読みを決めるしかないことに気づいた。じゃれつくはもう見せているがウドハンは見せてないためじゃれつくを受けに来るへイラッシャ一点読みでウドハンをぶっ放した。当たった。勝った。

 カゲロウさんとは楽しいエピソードがあったのだが多分本人が嫌がるので言えない。悲しい。あとLoLやってくれ。

 

 五戦目 ばっどさん VSラッシャディンルーウインサーフ
初手

 ウインディが入っているためパオミミで行きたくなかったがへイラッシャを倒す手段がこの構築ではミミッキュしかいなかったためこの選出しかなかった。しかも初ターンでディンルー→ウインディの交代をされたことにより聖剣+ウッドハンマーを耐えられる。しかしこのあと適当に打ったセグレイブの地面テラス地震とへイラッシャ→サーフゴーの交代がかち合いクソみたいな爆アドを稼げた。これが通ってなかったら上からスカーフゴールドラッシュを打ち込まれて終わっていた。

 最後へイラッシャに鋼テラスを切られて突破手段がなくなりそうだったが、へイラッシャがあくびで眠らせるために打った守るにミミッキュの呪いを合わせて勝った。呪い、あんたほんまに最高や!!

 ここまで僕に負けた人はそのまま連敗してしまう最悪の呪物になってしまっていたので心配だったがばっどさんは跳ね除けてDay2入りを果たしてくれた。嬉しいけど苦手構築なので頭を抱えていた。

 

 Day1総評

 正直全員強かった。全員練習して対策していた構築だったが、技の中身やプレイングに必ずワンポイント加えていたため練習通りにいかず焦るシーンがあった。(毒寿司なんて皆ラッシャフロルでしょ~wウドハンでイージーWINだわwって思ってたらカイリュー出てきて横転など)

 ただしこっちの構築は高火力を一生押し付けていたのでどっかで噛み合い爆アドを稼げたのが大きかった。

 

 

 Day2 3-2 準優勝

(雑な撮り方ですみません)

 

 配信卓、対戦経験の有無の関係でDay1終了時点でコトリイ選手以外の全員の構築がある程度わかっていた。じーんさんは別に当たってないし配信卓にも映ってなかったがDay1グループBでお互い全勝を決めた瞬間駆け寄ってきて「練習で当たってたぞはっくす!俺はゴツメイーユイを使ってたやつだ!!」とハイテンションで言われたため構築内容がわかってしまった。因みに本人は言ったことを忘れておりDay2終了後にそのことを話したら普通に後悔していた。おもろかった。

 さて7人中6人の中身がある程度わかっていたため、練習できる時間を考えて一番効率よく勝率を上げれるマッチアップはどれかを考えた。
 構築的にきつい順番は
アリイ選手(勝率2割)>キタサワ選手(3割)>ヒラタ選手(4割)>ミウラ選手(4割ちょっと)>キムラ選手(5割)>ミズグチ選手(6割)

 この中で勝率を上げるために考えるべきことは・努力値を計算、推測すること・その上でできるだけダメ計をしておくこと・行けそうに見えてだめな選出を見つけること

 その中でも特に
 ・ハバカミの努力値を知ること(影打ちで落ちるか?どの技なら災いの剣なしでも落ちるか?を考える上で重要

 ・サーフゴーの耐久はどのラインか?(配信でHPが映るためHP振りで耐久振りが完結するサーフゴーが一番わかりやすい)

 ・ギャラドスの配分は?(一番多彩なので把握しておくといい)

 更にトーナメントはグループBで一位の僕とグループAでルーザーズを勝ち上がった選手が当たる可能性が高かったため、キタサワ選手の構築を重点的に確認することにした。他の人も選出、動きまで確認した。アリイ選手はパーティ見た瞬間頑張ってもそんな勝率上がらなそうだったので努力値確認すらしなかった。

 Day2までの練習はげべぼさんがべろっべろに酔っ払った状態で付き合ってくれた。次の日は流石にきつそうだった。

 

 一戦目 キタサワ選手 VSギャラハバカミタクンバンギ
初手

 案の定来た。対戦前に・ハバカミがH244(確定)B180(多分こんくらい)の超耐久であること・ギャラがASの最速・バンギがHAぶっぱのS84(実数値)・ガモスがH180のSギャラより上であることがわかっていた。これはゆきふらしサークル員のシャングリラが配信卓で当たっていたので、あいつからのパスだと信じて念入りに研究した。

 当初はで行くつもりだったが、当日のパーティ公開で仰天した。ギャラがものまねハーブを持っていた。こうなると話は全然違う。初手を上記の中身に変更し、初手でドータクンが来た場合は水テラスドロポンでどうにかすることにした。

 実際の対戦ではギャラハバカミだったのでテラスを見るために両守るを選択。ギャラに竜舞がなかったので安定行動だった。ギャラに飛行テラスを切っていたため次ターンで凍える風憤怒をハバカミに集中。ダメ計しておいたので自信満々で打てた。

 その後は一回ドロポンを外してやばくなったが水テラスドロポンでバンギをぶっ飛ばし勝利。完全に練習の成果だった。じぇむさんと考えたワイルドボルトも活躍したので本当に言うことなし。対戦前にかなり話していたがすごくいい人だった。ツイッターアカウントが諸事情で上手く入れないらしい。DMしてくれたらすぐフォロバするので読んでたらDMしてください!!

 

 二戦目 ミウラ選手 VSディンルーサーフギャラセグ
初手

 配信卓での立ち回りからギャラとディンルーの交代を上手く使って攻撃回数を稼ぐプレイングを得意としていたみたいなのでコノヨを初手にチョイス。ウインは全員に刺さっていたので初手に置いた。初手でディンルー→ギャラの交代をされ、ウインに威嚇が入った状態でサーフにフレアドライブ。事前に計算していて低乱数1発(25%)なのはわかっていたが火傷、急所まで考えて上ブレ狙いで打った。落ちた。

 続く2ターン目、ディンルーにA+1インファイトを叩き込む。振り方次第で乱数なので落ちてくれ……!と祈ってたら急所に当たった。完全に勝運が舞い込んできた。しかしこのあと電磁波の痺れをコノヨが引いてしまいそのまま退場。

 ツツミセグVS削れたギャラと地面テラスを切ったセグという盤面になったが、配信卓を見ていたお陰でセグレイブがHAなのを知っていたためこちらのセグレイブが上を取っていることを確信、フリドラ氷柱落としをセグレイブに集中。

 祈りながら打ったセグレイブの氷柱落としがヒットしたその瞬間まさかのこちらがわの通信切断

 あちらの画面でセグレイブが倒れたことが確認され、次のターン巨剣突撃でギャラドスが倒れるため完全にこちらがわの勝ち確盤面だったが通信が切れてしまった。因みに通信が切れた瞬間自分はスイッチ本体を触っておらず、認識している限りでは自分に非のある通信切断ではないはずである。

 本来の規定どおりであれば通信が切れたこちらがわの敗北扱いだったが、ミウラ選手がこちらがわの勝ち確盤面であったことを証言してくれたこと、僕が勝利扱いになることに納得してくれたお陰で特例措置として僕が勝利扱いとなった。

 正直上振れまくった試合だったがここで機材のせいで負け扱いになるのを受け入れられるほどではなかった。完全にミウラ選手の紳士的な対応で自分はコマを進めることができた。本当にありがとうございます。

 この後ミウラ選手が勝ってくれたら後腐れなく次の試合に進むことができたがルーザーズで負けてしまったためどのように関わればいいのかわからなくなりメンタルが完全にイカれていた。しかもミウラ選手との試合はTAがかかっている試合だったので本当に責任が重く、何が正しかったのかが未だにわからない。あとどうでもいいがミウラ選手は当社比イケメンだったため勝手に緊張した。

 

 準決勝 アリイ選手

 ゆずさんとの試合は一箇所にまとめたいのでここでは省きます。とりあえずメンタルもイカれていたし実力も構築もどうしようもないので普通にボロ負けした。

 

 ルーザーズファイナル ミズグチ選手 VSヤミカラスハバカミパオキョジオーン

初手

 追い風構築はイダイナキバがクリチャなら、スカーフならが正解なのだがパーティ公開性のお陰で選出がすんなり決まった。正直ヤミカラスイカサマがない時点でガン有利なのでセグレイブが好き勝手暴れて荒らし、ツツミが凍える風をぶち込みまくり、最後はミミッキュが呪いを鉄壁キョジオーンにつぎ込んで勝利。

 実は構築相性の面でゆずさん(アリイ選手)>僕>ミズグチ選手>ゆずさんで3すくみ関係が出来上がっていたためここで僕が負けていたらミズグチ選手が優勝していたかもしれない……いや、BO3二回も勝つのはきつすぎるから結局ゆずさん優勝だったのかな……。

 逆に言うと準決勝で僕が勝ってたら相手がミズグチ選手になっていたかもしれず、そうすると僕が優勝していたかもしれない。決勝が圧倒的すぎたせいでゆずさんが優勝以外あり得なかったように見えるが、じーんさんがゆずさんに唯一土をつけていたり他の人が優勝していた可能性もあった。噛み合いって大事だ。

 

対ゆずさん総評

 お待たせしました。多分皆一番読みたい所かもしれない。

なんでゆずさんの構築がきつかったのか?

まずはメンツ確認から行きましょう。

→物理5体なので壁がきつい。サケッポやクレッフィなら放置したり交代で壁ターン稼ぎ、憤怒の威力を貯めれるがこいつは火力があるのでソウルクラッシュがきつすぎる。

→壁込みだと途端に重くなる。集中攻撃を二回打ち込まないといけないのに何故か守るを持っている。テラスで弱点も消せる。一回守る読みを外すとドレパンでエラいことになる。そしてこちらは氷3体なのでドレパンで回復し放題。せめてオボンは持たないでほしかった。

→カイナと同じ理論できつい。というかどっちか片方で勘弁してほしいのになんで二体もいるんや。水テラスなのもまずく、こちらの打点がフリーズドライ(威力70)、ウッドハンマー(反動でミミが死ぬ)、ワイルドボルト(不一致90)で全然倒せない。毒テラスだったらカイナも巻き込んで地震打てるのに!!!しかもこいつがいるせいでツツミが動けない!!!(後述)

→例の丸腰ファイアロー。兎に角アタッカーファイアローが面倒くさく、の二体でしかタイマンが勝てない。しかも丸腰のせいでカタストロフィ→アクロバットで処理された後もっかい上からアクロバットを打ってくる。壁のせいでワンパンできないので集中攻撃しようとしても何故か守る持っている。削り残しを先制技で狩りたいがなぜかファストガードも持ってる。ほんまにどういうこと????

→壁にビルドコノヨを乗せるな!!!!!しかし上四体に比べるとミミッキュの呪い、セグの巨剣、テラスを見てからツツミのドロポンを打てたのでまだ処理ルートがあった。セコいがもう勝つにはなんでもするしかなかったので試合前に「あーーー物理5体だから壁ビルドコノヨきついなーーーー(チラチラ)」と口プをしてみたがゆずさんはポケモンの理解度がこっちより高かったため普通にコノヨ不選出で対応された。因みにコノヨが餌というわけではなく、コノヨの前にをこっちが出した瞬間ゲームセットになるのでの対策になるが出せなくなっていた。

→餌。出してくるわけがなかった。

 

Q.今まで壁構築はどうやって勝ってきたの?

 壁には二種類あり1.コノヨで仁王立ちする2.壁を盾にタイマンを張りに来る、の2つがある。

 1の場合:ミミッキュの呪いでビルドアップをカウンターできるためとりあえず打って、パオのゴーストテラス切るかツツミの水ドロポンで勝つ

 大体勝率は6割くらいとれる。

 2の場合:シンプルに高い打点を当てていくしかない。ロンゲを1ターンで処理することで光の壁を貼らせずツツミの水テラスでゴリ押す。

 ツツミがドロポンを当て続ける必要があるので勝率は3割ほど。

 まぁなんでかゆずさんの構築にはディンルーがいるからドロポンの火力も落ちるんだけどな!!!!!!

 

以上の知見を踏まえ実際の対戦に行きましょう。

実際の対ゆずさん対戦レポート

 

準決勝 VS


初手

 前述の通り突っ込んだ研究はできなかったので、今まで壁構築を相手にしてきた選出で一戦目はいくことにした。これで勝ち目が見えるようならかなりのもうけもんである。仮に負けてもルーザーズで勝てばもう一回戦えるので分のいい賭けだと思っていた。
 まず予定通りロンゲを1ターン目で処理。ディンルーのヘビボンはミミッキュにヒット。次のターン、裏からファイアローが飛んでくる。そしてこのターン絶望的なことに気づく。

 誰も・・・アクロバットを二回耐えられない!!!!

 丸腰ファイアローの恐ろしさが存分に表れていた。正確には災いの剣がなければセグレは耐えていたがパオを出してしまったのでどうしようもない。

 そのままミミッキュがアクロバットで処理され、この時点で水ディンルーの突破手段がかなり薄くなる。あとはテツノカイナの守るを読んで交代した所を剣の舞で完全にぼったくられ(うますぎるだろ)ドレパンでお掃除されて負け。一応セグレイブのつらら落としでテツノカイナが怯めば勝っていたが普通に怯まなかった。運も強すぎる。正に最強。

 普段使っている選出が完膚なきまでに負けてしまったことでここから先は実際に選出したことのない選出で戦わなければならなくなってしまった。そのため急激に練度に問題が出てくる。

 

決勝1戦目 VS

初手

 

 決勝までの時間を使って色々ダメージ計算をしたがどうしてもテツノカイナを倒すにはミミッキュが必要だということでミミッキュ温存の初手で行くことにした。

 一手目は完璧。完璧と言うかマジでこれしかすることがない。コノヨの圧力でディンルーの水テラスを切ってもらったのも計算通り。これのお陰でカイナにじゃれつくが通る。

 問題は3手目。二手目のじりじりとした睨み合いは結果的にこちらに有利に運んだ。タイマン最強のに集中攻撃ができるからである。

 しかしこの瞬間脳裏に嫌な予感が走ってしまった。ゆずさんははアクロバット警戒で不意打ちを打つことがわかっているだろう。なら、に交代するのでは……?この可能性に気づいた瞬間、急に目の前がぐるぐるし始めた。結果として取ってしまった選択はとてつもなく中途半端。クロバット読みの不意打ちと交代読みのダストシュートディンルー方向。全く噛み合ってない。ここでダストシュートがヒットしたり砂地獄をかわしたり追加効果の毒を引いていれば……。だが得てして勝利の女神は迷えるものを導かない。全てが噛み合わず僕はテラスタルとアタッカーを同時に失った。

 ここから先は数値が足りない戦いだった。細い勝ち筋を追って攻撃してみたが、ゆずさんは強者特有のノーガードファイトを選択。ひたすらこちらだけが守る択、交代択に疲弊してる間にひたすら殴れられた。ディンルーもHP4で耐えこの試合も完膚なきまでに敗北。

 

決勝二戦目 VS

初手

 ここまででゆずさんがを出してくるかもしれないという甘い考えは捨てた。兎に角ディンルーを倒し、ロンゲをいつでも倒せる状態にしながらファイアローウインディで受けて倒す。コノヨザルが出てきたら負け。これで行くことにした。

 初手は水テラまで警戒したフリーズドライウッドハンマー集中。ここまで来てゆずさんがディンルーの耐久を信じ切っていることはわかっていた。ディンルーは守らない。そして全て読み通り!ディンルーは壁含めてドロポン圏内まで押し込まれ、こちらはミミッキュの皮が剥がれただけ!

 そして運命の2ターン目。ディンルーが守らないことはわかっていても、水テラスは切ってくるかどうか?ここはかなり悩んだ。しかしその前のターンで水テラス警戒の動きをしているため水テラスを切ってこないと判断。だからここでハイドロポンプじゃれつく両当てに賭ける!

 ド ロ ポ ン が 外 れ た

 まだじゃれつくならよかったがよりにもよってドロポンが外れた。二戦目はベストな選択をしたと思う。まだテラスタルは切っていないからカイナのためにテラスを切れる。ディンルーは倒しているから残りのロンゲアローカイナをウインディで処理できる。勝てた試合だった……。

 ここで勝てていた場合、の間で選出じゃんけんに持ち込むことができた。これまでじゃんけんすら認識できていなかったため大きな進歩である。Bo3を制していたかはわからないがもっと勝てたはずである。

 そう思っていたが、試合後にゆずさんに「初手でドロポン+じゃれつくならやばかったですね」と言われた。そうだった。初手のディンルー水テラスをケアしてしまった時点でこちら側が苦しくなっていたのだ。他ならぬ自分自身が命中不安を怖がってしまったばっかりに水テラスケアという弱気な選択を生んでしまっていた。

 難しすぎるだろ!!ポケモン!!


 というわけでゆずさんには完敗です。でも試合後の食事会でゆずさんにこれ以上ポケモンで強くなるための取り組み方を教えてもらった。マジでいい人すぎる。実はゴリゴリのシャルナークファンボだったので対戦前にめちゃくそに話しかけに行ってたのだが嫌な顔しながら対応してくれた。ありがてえ~~~(厄介オタク)横浜でリベンジできたら最高ですね。


スペシャルサンクス

げべぼさん(@gebebo)

 構築を組む所から立ち回りまで全部相談していた。あと予選ごとに環境周りなどの確認作業もしていた。経験がえげつないので自分にはない能力を大分補ってもらえた。ありがてえ……。更にPJCS2023では家に泊まらせてもらった。Day2前の練習も付き合ってもらった。いたせりつくせりすぎる。げべぼさんもWCSのDay1権利をゲットできたので一緒に取り組む予定である。

 

じぇむさん(@poke_another)

 予選三回目前にお互いきつい構築を練習しようということで勉強会をしていた。結果じぇむさんはバッチリ予選3回目を抜けれたのでハッピーである。残念ながら本戦は抜けれなかったが、終わった後全力で練習に付き合ってくれた。

 じぇむさんは練習相手としては最高の相手で・どんな構築でもすぐに使いこなせる・夜遅くであればすぐに駆けつけてくれる・めっちゃ褒めてくれる・全力で取り組んでくれる・応援もしてくれる、という訳で実力も人間性も最高だった。PJCSでは勝つ度に報告してめっちゃ喜んでくれた。WCSの練習も手伝ってくれるらしい。体を壊さないかだけ心配である。

 

クロノさん(@kurono_p)

 いつも通り最高の男だった。くそしょうもないことを報告しまくっていたしおつかれLoLをやりまくった。ポケモン界の常識が全然ないのでクロノさんに教えてもらっていた。この男まじでなんでも知っている。実力もしれっと予選抜けて本戦タマキンまで行ってるあたり流石である。PJCSの練習も付き合ってもらう予定だったがリアルがやばいらしく断念。

 

くあぐ(@Tail_Glow)

 小、中、高と同じ所に通っていた。今までずっと書いてなかったが高校生くらいから個体提供を受け続けている。今回もミミツツミセグイッカコノヨを提供してもらっている。偶にしか連絡をしてこないが祝い事には誰よりも早く駆けつけてくる。どうでもいいが小学校の頃からゲームの師匠ということで師匠と呼んでいる。なんならポケモンガチ対戦に引き釣りこんだ張本人。当時三値覚えたてのマルスカイリューで小学校環境を無双していたところ猫の手後攻の尻尾レパルダスで格付けされていた。おい、俺たちこんなところまで来ちまったぞ。

 

コウさん

 PJCS2021の優勝者のフジタ選手である。多分ツイッターは載せたがらないので載せない。PJCSで負けてから弟子入りし、おかげさまで超攻撃的なプレイングを身につけることができた。どんな質問をしても真剣に返してくれるしマジでこの人に二年前負けてよかった。

 

リアルで関わっていた人

 大体スキー部の人たちである。大会の度に部活を休んでいたが公欠を貰えた。先輩は「あいつはポケモンが忙しいだろうからな」と言いながら仕事を肩代わりしてくれて、後輩は「配信卓で俺が負けそうになったら荒らしてくれ!!」って言ったはずなのに僕が勝ちそうになってから荒らし始めた。最悪や。あとスキー部以外でも応援してくれた人が何人かいたので感謝。

 

 

画像じーんさんが「げべぼなんで盾持ってないのーーー????」と煽ってるのを見ながら爆笑する僕の図。2017,2018,2023全国準優勝トリオ。

 あんまり顔面など載せたくないのでこの写真は消すかも

 

 質問してくれたら喜ぶので質問があればはっくす(@otomati4912)までお願いします。